粘着剤

シール素材に塗布される粘着剤は大きく分けてアクリル系と水溶性に分かれます。またそれぞれに強粘着あるいは弱粘着に分かれます。用途や被着体の種類や特性に応じて、粘着剤を選びます。


水溶性粘着剤は、主に上質紙やコート紙などの紙類の素材に用いられます。アクリル系に比べ廉価ではありますが,耐水性、耐熱性に関してアクリル系に劣る場合があります。


アクリル系粘着剤はポリエステルを基材にしたフィルム素材に用いられます。ただ、最近は環境問題などを優先させる観点からフィルム類にもエマルジョン系の粘着剤を塗布する傾向もみられます。


普通粘着・・・・・弱粘着に対して強粘着と表現されることもありますが、各原紙メーカーがスタンダードに塗布している汎用の粘着剤です。


強粘着・・・・・・・普通粘着に比べスペック上の数値から決定されるものから、用途に応じて冷凍食品用、低温と高温の両方に高い粘着性を維持できるハム用といわれるもの、さらにはドラムカンなどの屋外向けにも適応した超強粘着などがあります。さらにはゴム系のものもありますが、あくまでも粘着剤ですのでボルトで固定するようなわけにはいきません。


弱粘着・・・・・・・非転着あるいはしばしば再剥離と同義的にあつかわれることがありますが、そうであるともいえます。応募シールのように貼ってあるものを剥がしてもう一度貼りなおす場合や、POPシールのように製品の使用時には剥がす必要のある用途です。弱さの加減は強粘着でありながら再剥離のできるものから、殆ど糊の粘り気を感じさせない微粘着まで目的や被着体に応じて使いわけます。


特殊糊・・・・・・・よく使われるのが、改ざん防止用に一度剥がすと開封済みの文字が残ったりするもの、あるいは葉書などの内容表示を保護するために一度剥がすと完全に粘着性を失ってしまうものなどがあります。